ボーイングは2014年7月14日から7月20日に開催されるファンボロー・エアショーで787-9ドリームライナーとP-8Aポセイドンを初めてエアショーでの展示飛行を行うと発表しました。ファンボロー・エアショーは2014年に40回目の節目を迎えることから、その記念の展示となります。
展示する機体は787-9のテスト機「ZB001」で機体記号(レジ)「N789EX」の機体で、ニュージーランド航空に引き渡しされる予定です。ファンボローでは地上展示、飛行展示を行い、参加日程は7月14日から7月18日です。
P-8Aは737-800をベースにしたアメリカ海軍向けの哨戒機で、ファンボローへの展示は初めてのこととなります。P-8Aはアメリカ海軍向け、P-8Iはインド海軍向けで、いずれもすでにアメリカ海軍とインド海軍への納入がはじめられています。アメリカ海軍はP-3哨戒機の更新として導入しています。また、F/A-18E/Fスーパーホーネットを地上展示、飛行展示します。
ほかにも、カタール航空の787-8ドリームライナーを地上展示するほか、ボンバルディアのビジネスジェット、チャレンジャー605をベースにP-8Aのミッション・システム技術を利用した海洋監視機(MSA : Maritime Surveillance Aircraft)も展示する予定です。