ANA、有償旅客キロでも就航以来はじめてJALを上回る 5月の運航実績

ANA、有償旅客キロでも就航以来はじめてJALを上回る 5月の運航実績

全日空(ANA)が2014年7月8日、2014年5月の運航実績を発表、有償旅客キロで就航以来はじめて日本航空(JAL)を上回りました。2014年4月に生産量を示す提供座席キロで、ANAが国際線に就航以来はじめてJALを上回ったことに続くものです。

ANAの有償旅客キロは29億5294万7000人キロ(RPK)で、JALは29億1163万2000RPKでした。また、提供座席キロはANAが41億5922万席キロ(ASK)、JALは39億6905万4000ASKとなり、2カ月連続でANAはASKでJALを上回りました。

なお、旅客数はANAが579,616人、JALは619,478人で、利用率はANAが71.0%、JALが73.4%でした。新規就航路線の旅客獲得には時間がかかることが一般的ですが、多くの供給座席数を背景に集客を伸ばすこともあり、しばらく1席あたりの生産効率をめぐるJALとANAの競争が続きそうです。

この記事に関連するニュース
メニューを開く