GPSを構成する衛星GPS IIF-7を搭載した、アトラスVロケットの打ち上げが2014年8月1日、成功しました。
ロケットは東部夏時間2014年8月1日23時23分(日本時間2014年8月2日12時23分)、アメリカ・フロリダ州にあるケープカナベラル空軍ステーションのSLC-41から離昇しました。ロケットは順調に飛行し、約3時間24分後に衛星を分離しました。
GPS IIF-7はカーナビやスマートフォンなどの測位に使われる、正確な位置・時刻データを提供します。衛星の製造はボーイングが担当し、アメリカ空軍によって運用されます。
今後、ボーイングとアメリカ空軍は約1カ月かけ、衛星の軌道上での機能確認を行い、運用開始に備えます。