ボーイングは2014年8月6日、北大西洋条約機構(NATO)からAWACS 13機の近代改修を約2.5億ドルで受注したと発表しました。
コクピット内の表示をアナログからデジタルのものに換装し、コクピット・クルーを4名から3名に削減します。また、アビオニクスを入手が容易な民生品のデジタル・アビオニクスとします。改修作業は2016年から始まり2018年には完了します。
これらの改修により、クルーの負担が軽減されミッション効率が向上し、将来増加する航空機に充分対応できるものになるとしています。
ボーイングはすでに設計・生産・開発(EMD)契約により、NATO AWACSの1機を試験改修しており2014年第4四半期には試験飛行が始まり、2015年12月には引き渡す予定です。さらに、アメリカ空軍のAWACSについても同様の改修を2014年11月から開始します。