セスナ、サイテーション・ソブリン+を9月にブラジル顧客へ引き渡し

セスナ、サイテーション・ソブリン+を9月にブラジル顧客へ引き渡し

セスナ・エアクラフトは2014年8月12日、同社の最新鋭ビジネス・ジェット機サイテーション・ソブリン+について、予定通り9月にブラジルの顧客への引き渡しが行われると発表しました。ブラジル連邦民間航空庁(ANAC、Agência Nacional de Aviação Civil)から、まもなく型式証明の承認が得られるとの見込みを、ラテン・アメリカン・ビジネス・アビエーション・カンファレンス・アンド・エキシビジョン2014(LABACE 2014)で明らかにしました。

サイテーション・ソブリン+は、世界最大のビジネス・ジェット機であるサイテーション・ソブリンに、燃料搭載量の増加や、ウィングレットの追加といった改良が施された機体です。エンジンも新しくプラット・アンド・ホイットニー・カナダ製のPW306Dが装備され、最大時速851キロメートル、航続距離は5,904キロメートルを誇ります。

同機はすでに、アメリカ連邦航空局(FAA)や欧州航空安全機関(EASA)、またメキシコやアルゼンチン、チリからも証明を受けています。現在までに24機のソブリン+が引き渡されています。

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