三菱電機は2014年8月22日、鎌倉製作所において製造が進められていた静止気象衛星「ひまわり8号」が完成したと発表しました。衛星はこの後、種子島宇宙センターに輸送され、10月7日にH-IIAロケットで打ち上げられる予定です。
「ひまわり8号」は気象庁が運用する気象観測衛星で、現在運用されている「ひまわり6号」、「同7号」の後継機となります。「ひまわり6号」、「同7号」に比べて性能が大きく向上しており、天気予報の精度の向上や、災害への対策に役立つことが期待されています。
打ち上げ後は東経約140度の静止軌道に入り、8年以上に渡って観測を行う予定です。