航空機の解体パーティ 【動画】

航空機の解体パーティ 【動画】

787やA350など新型機の開発だけでなく、ロングセラーとなっている737-800、A320なども新造機は引き渡し、航空会社の導入で温かく迎え入れられます。一方、航空機もおよそ20年程度の寿命で廃棄処分されます。その最後の場面は、「飛行機の墓場」として知られるモハーヴェ空港、全日空(ANA)の747-400の退役で知られるテューペロ空港などで解体されています。

アメリカのMRO企業、パーツ供給会社のアバンチュール・アビエーション(Aventure Aviation)は767-300ERをパーツ取りの為に取得、その解体作業で「パーティ」を開催しています。モハーヴェやテューペロでは、パーツ取り作業が黙々と進められ、ひっそりと解体されていきますが、この767-300ERはパーツ取りの後、アリゾナ州のフェニックス・グッドイヤー空港のアエロトリビューン(Aeroturbine)施設で解体されました。

解体前には同社の事業の拡大とあわせ、パーティが開かれ、多くのスタッフがアルコールを飲みながらその機体の最後を見守りました。多くの機体がひっそりと解体される中で、多くの人に見守られながら賑やかに終焉を迎えた機体は、幸せな機体なのかもしれません。

メニューを開く