ロッキード・マーティンは、間もなくF-35ライトニングIIの第8バッチ(LRIP-8)を、アメリカ国防総省から受注する見込みです。ロイターが2014年9月9日に、同社と軍高官筋の情報として伝えています。
LRIP-8は推定40億ドルで、アメリカ空軍・海軍・海兵隊向けのほか約12カ国向けの43機が生産されます。航空自衛隊向けの初号機も、このLRIP-8に入るものと思われます。
プラット・アンド・ホイットニーも10億ドル、84基のF135エンジンの受注を目前にしていますが、6月に起きたエンジン火災の原因がクリアされるまで持ち越されます。
F-35は今後、LRIP-9と10で154機が生産され、その後2018年からフルレート生産に入る予定です。