成田国際空港は、第2旅客ターミナルビル到着ロビーをリニューアルすると発表しました。着工は2014年11月、完了は2015年6月に到着階北側、2016年3月に到着階南側の予定です。2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け、日本到着時の第一印象の向上、空港イメージのリニューアルが目的です。
リニューアルでは、日本の玄関として「和の抽象美」を彷彿とさせるモチーフを取り入れ、品格、繊細さ、華美ではない上質感を演出する計画です。
このリニューアルにあわせ、供用開始から20年以上が経過した第2旅客ターミナルビル1階、2階の壁や床の色調、天井のモチーフを見直し雪白色塗装に変更するほか、吹き抜け部は障子をイメージした幕材による天井演出、照明はLEDによる演色をはかります。
また、地下1階へつながるエレベーターホール、立体駐車場連絡通路もリニューアルし、明るさ、落ち着きを兼ね備えた空間をめざします。