エアバス、中国・天津でA330の完成作業・デリバリーセンターを開設へ

エアバス、中国・天津でA330の完成作業・デリバリーセンターを開設へ

エアバスは2014年10月10日、中国・天津保税区でA330の完成作業・デリバリーセンターを開設する覚書(LOI)を署名し、計画を再確認しました。天津ではA320ファミリーの最終組立ライン、デリバリーセンターが成功しており、新たな施設は中国の航空交通の成長を支えるとしています。

LOIはドイツのメルケル首相、中国の李克強首相が出席し、エアバスのファブリス・ブレジエCEO、天津保税区(TJFTZ)の社長が署名しました。天津のA330完成・デリバリーセンター(C&DC天津)は、客室の装備、航空機の塗装、エンジンの搭載が行われる予定です。航空機はトゥールーズで組み立てられ、中国に飛行した後、天津で完成作業が行われる見込みです。

現在、中国の航空会社はA330ファミリー140機、A320ファミリー920機と、合計1,000機以上を運用しています。さらに、2014年から2033年の20年間に5,300機超の新造機が必要になるとエアバスでは見込んでいます。

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