ボーイングは2014年10月13日、ワシントン州オーバーンのボーイング工場で737 MAXの機体ストリンガーの生産を開始したと発表しました。ストリンガーは胴体構造の長さに安定性と強度をもたらします。
ストリンガーはこの後、カンザス州ウィチタのスピリットエアロシステムズに送られ、737 MAXの胴体の製造が行われます。この後、ボーイングのレントン工場に運ばれ、737 MAX初号機の組立が行われます。この組立は2015年に行われる予定で、ボーイングでは全て予定通りに作業が進められているとしています。
なお、初飛行は2016年の予定です。737 MAXは、単通路機市場で737シリーズの最新鋭の技術を投入され、開発が進められている機体です。効率性、信頼性、快適性を向上し、CFMインターナショナルのLEAP-1Bエンジンを搭載するほか、上下に伸びるウィングレットなど、これまでに培った改善が組み込まれています。