コスモ企業、LSGと資本業務提携 首都圏空港の拡張に対応

コスモ企業、LSGと資本業務提携 首都圏空港の拡張に対応

日本空港ビルデング子会社のコスモ企業は2014年10月10日、ケータリング事業の強化を狙い、LSGケータリング・香港(LSG Catering Hong Kong Ltd:LSG)と資本業務提携を行うと発表しました。日本空港ビルデングが保有するコスモ企業の株式99.9%のうち、20%相当をLSG社に譲渡します。

コスモ企業はケータリング事業の環境変化に柔軟に対応し、羽田、成田両空港での拡張に備えるため、企業体質の強化が必要としており、すでにLSGと2013年に技術援助契約を締結しています。これにより、コスト削減を中心に事業改革を進めています。

この技術援助を発展し、両社の協力関係の構築、企業価値の向上をめざすことから、資本業務提携契約を締結します。これを受け、コスモ企業とLSG社は、新たに営業支援などを目的とした技術援助契約を締結し、LSGはコスモ企業に対し経営効率化、営業力強化の支援に取り組みます。

コスモ企業は、非航空会社系列の独立したケータリング事業者として、羽田、成田両空港で航空会社に機内食を供給しています。また、LSGグループはルフトハンザ航空系列のケータリング事業者として、世界各地で事業を展開しており、業界では約3割のシェアを誇ります。

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