エミレーツ航空の貨物部門、エミレーツ・スカイカーゴは2014年10月14日、ドバイでの運航をアール・マクトゥーム国際空港のドバイ・ワールド・センター(DWC)に移行した事から、ドバイ国際空港とのトラックでの輸送が順調に推移していると明らかにしています。
エミレーツ・スカイカーゴは2014年5月からDWCとドバイ国際空港間の接続でトラック運航を行っていますが、47台のトラックが投入されています。9月1日までに両空港間の移動は、17,000回の往復を数えています。トラックで貨物専用機とベリー便の積荷を両空港間で輸送しています。
ドバイは東西に8時間で飛行できるエリアに主要都市が多く、世界の人口の3分の2をカバーできることから、貨物ハブとしてドバイの地政学的な優位性があるとしています。このため、ドバイの航空貨物の輸送量は世界で6位に上昇しています。
エミレーツは現在、777貨物機11機、747-400ERFを2機、計13機で運航していますが、2014年11月、2015年8月にそれぞれ1機ずつ777貨物機を受領する予定です。