航空局、JAL運航乗務員2名に航空業務停止処分-再発防止策も求める

航空局、JAL運航乗務員2名に航空業務停止処分-再発防止策も求める

国土交通省は日本航空(JAL)から運航乗務員の不適切な行為について厳重注意を行った。該当する運航乗務員は行政処分を受け、機長は45日間、副操縦士は20日間、それぞれ航空業務停止となる。航空局では2011年8月31日まで再発防止策の報告を求めている。

この行為は2009年にJALの香港発成田着の貨物便でのこと。機長が、副操縦士を機長席の左座席に着席させ、機長のデジタルカメラで斜め右後ろから振り向いた副操縦士を撮影していた。

航空法では、運航乗務員は運航中に正当な理由がなく、所定の座席に着席せずに写真撮影を行うことは他の航空機の見張り義務を果たしていない不適切な行為にあたるという。

期日: 2011/08/31まで
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