東京都、国の予算編成で羽田空港のアクセス強化と跡地整備の推進を要望

東京都、国の予算編成で羽田空港のアクセス強化と跡地整備の推進を要望

東京都は2014年11月18日、国の予算編成へ最重点事項の要求を明らかにしました。この中で、羽田空港の機能強化、国際化の推進を盛り込みましたが、これにあわせ機能を最大限に発揮するため交通アクセスの強化、跡地の有効活用を国土交通省に要望します。

羽田空港は都心に近い24時間利用可能な空港です。このポテンシャルを活かすため、深夜早朝時間帯の交通アクセスの利便性の向上、幹線道路、公共交通など、空港アクセスの強化が重要としています。中央環状品川線、国道357号東京港トンネル部など、広域交通ネットワークの整備は進められていますが、国道357号多摩川トンネル部は事業化されていません。このため、関係自治体と連携を図り、空港アクセスの強化に資する政策を進める様に要望しています。

また、跡地活用では2011年12月に、空港跡地の産業交流施設エリアとなる第1ゾーンについて環状8号線平面交差化の計画を早急に明らかにすること、エアポートホテルと複合業務エリアとする第2ゾーンの環状8号線切替工事を着実に進めることを要望しています。また、第2ゾーンでは、民間提案の募集条件の検討について、国際線地区と補完的、一体的な土地利用を進め、親水性や景観への配慮を怠らず、第1ゾーンや水際線との連続性の確保に配慮することを要望します。

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