イギリスとドイツ、イタリア、スペインの国防相が、2014年11月19日、スコットランドのエジンバラに集まり、ユーロファイター・タイフーン用のアクティブ電子走査アレイ(AESA)レーダー・システム、キャプター・E-スキャンの開発契約に合意しました。
契約を結んだのは、ユーロファイター社とNATOユーロファイター・トーネード管理局(NETMA)で、総額10億ユーロの契約になります。これにより、ようやくタイフーンにAESAレーダー搭載の道筋がつきました。
キャプター・E-スキャン・レーダーは、タイフーンのトランシェ2とトランシェ3に搭載することができ、これまでのAESAレーダーのようにアンテナが固定されていないのが特徴です。アンテナが可動することにより、200度という広い範囲を監視することができます。
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