エアバス・グループ、保有のダッソー株式8%を売却

エアバス・グループ、保有のダッソー株式8%を売却

エアバス・グループは、2014年11月28日、保有するフランスのダッソーの株式の約8%を7.94億ユーロで、ダッソーに売却したと発表しました。

エアバス・グループは、ダッソーの株式約46.3%を保有していましたが、今回の売却により保有比率は42.1%に低下し、さらに2015年6月30日までに最大10%の株式を売却する予定です。

ロイターによると、エアバス・グループは保有するダッソーの全株式を売却する予定で、ダッソーの株式を保有する戦略的意義が薄れたとしています。

ダッソーはミラージュ・シリーズやラファールなどの戦闘機と、ファルコン・シリーズのビジネスジェットを生産しているメーカーです。ヨーロッパの航空機メーカーの多くは合併により多国籍化されていますが、ダッソーは親会社のグループ・ダッソーが50%以上の株式を保有して独自経営を貫いています。

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