エア・カナダは2014年12月4日、2015年11月1日からトロント/デリー線に就航すると発表しました。この路線には、エア・カナダが初めて受領する787-9を使用する計画です。インドはエア・カナダがこれまで就航していなかったエリアで、同社では新しい機会を開くとしています。
運航はトロント発AC050便が月、水、金、日、デリー発AC051便が火、水、木、日の週4便です。なお、このうちAC50便の月、AC51便の水の運航は787-8での運航となります。
787の最長路線は、ユナイテッド航空のロサンゼルス/メルボルン線の直線距離12,748キロで、これに続きトロント/デリー線は11,662キロと787でも長い路線の就航となります。トロント/デリー線は現在、インドのジェットエアウェイズが就航していますが、ブリュッセル経由の運航のため、直行便はエア・カナダの新路線のみとなります。
エア・カナダでは直行便の就航で、インドとカナダ、北米でそれぞれ働く人たちに魅力的な路線になるとしています。さらに、インドではスターアライアンスのエア・インディアとの協力が期待できるとしています。
航空券の販売は2014年12月9日から開始する予定です。エア・カナダではこれにより、トロントのハブ機能を強化します。