イタリア・ローマのフィウミチーノ空港(レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港)を運営するローマ空港公団(ADR)は、2014年12月9日、同空港駅に高速鉄道が乗り入れ、イタリア主要都市をはじめ、ヨーロッパ各都市と結ばれ、空と鉄道を組み合わせた旅行が便利になるとアピールしました。
12月14日(日)から高速鉄道により、ベネチアと2時間12分で結ばれます。さらに、高速列車「フレッチェレジェント(frecciaargento)」でフィレンツェと2時間14分、ボローニャと2時間59分、パドヴァと3時間57分でアクセスできます。
ADRは、高速鉄道の乗り入れを前に100社超の航空会社にヒアリングを実施し、特にアジア、アメリカ、中東の航空会社に高速鉄道の乗り入れが歓迎されているとしています。また、イタリア主要都市に加え、フランクフルト、パリのシャルル・ド・ゴールなど、他のヨーロッパ空港とも結ばれ、ヨーロッパ大陸の旅行が便利になるとしています。
合わせてフィウミチーノ空港とローマ・テルミニ駅を結ぶレオナルド・エクスプレスは1日70便から88便に増発運行されます。これにより、空港アクセスがいっそう便利になります。
なお、フィウミチーノ空港駅についてはレイルヨーロッパのウェブサイトを参照ください。