ダッソー、新型ビジネスジェット「ファルコン8X」をロールアウト

ダッソー、新型ビジネスジェット「ファルコン8X」をロールアウト

ニュース画像 1枚目:ボルドー・メリニャックでロールアウトしたファルコン8X
© DASSAULT AVIATION
ボルドー・メリニャックでロールアウトしたファルコン8X

ダッソー・アビエーションは2014年12月17日、開発中の新型ビジネスジェット「ファルコン8X」をボルドー・メリニャックの施設でロールアウトしました。航続距離6,450海里の長距離3発ビジネスジェットで、ファルコン・シリーズ最長のキャビンを持ちます。

ファルコン8Xは、2014年5月にジュネーブで開催されたヨーロピアン・ビジネス・アビエーション・カンファレンス・アンド・エキシビジョン(EBACE)で発表されました。ファルコン7Xの経験をいかして、2016年までに型式証明を取得する計画です。

すでに初飛行に向けた試験が進められており、12月初旬にエンジン始動を行っており、2015年第1四半期の1月から3月ごろに初飛行が予定されています。試験飛行は3機を用意し、各種テストを行っていく計画です。初号機の引き渡しは2016年後半を予定しています。

なお、ダッソーでは双発機のファルコン5Xの開発も並行して進めており、5Xも7月末には胴体と尾翼の結合作業が完了します。2015年6月までには初飛行し、8Xに遅れること1年の2017年には運用が開始される予定です。

この記事に関連するニュース
メニューを開く