2014年8月にアメリカ空軍のF-16Dのキャノピー・フレームにクラックが見つかり82機が飛行停止となりましたが、32機が飛行停止となったアリゾナ州ルーク空軍基地(AFB)では、来春早々には全機の修理が完了します。
ルークAFBの第56戦闘航空団(56FW)は、F-16のパイロットを訓練する部隊のため複座型のF-16Dを数多く保有し、32機が飛行停止となり訓練に支障をきたしていました。
ルークAFBの整備士はユタ州ヒルAFB第309航空整備群(309AMXG)と協力して、10月中旬から修理を開始し、11月には最初の1機を飛行運用に戻し、これまで30機を飛行運用に戻しました。残りの2機も1月には修理が完了し、検査が行われる予定です。この間、整備士たちは週6日間12時間シフトで働いたとのことです。