スカイマークは2015年1月10日、朝日新聞朝刊でANAホールディングスから出資を受けANAグループの傘下に入ること、日本政策投資銀行、三井住友銀行の融資や出資の可能性について言及されていることについて、いずれも検討事実はないとしています。
朝日新聞の記事は、ANA側が出資の条件にA380の「違約金などが何らかの形で整理されること」をANAの幹部談として伝えています。また、1月9日の読売新聞の記事と同様に経営幹部の交替にも言及し、朝日は具体名で西久保社長の退任する可能性を記載しています。
連日、スカイマークがANAから出資について検討している報道で、銀行からの融資を含め「ANAホールディングス株式会社傘下での経営再建を検討している事実はなく、また、両行への支援要請を検討している事実もございません」と否定のコメントを出していますが、何らかの交渉がスカイマークの思惑だけでなく動いている様です。