ボーイングは2015年1月15日、スペインのエア・ヨーロッパから787-9を14機、受注したと発表しました。カタログ価格で36億ドルで、ボーイングがスペインの航空会社からワイドボディ機で受注した最も高い発注額です。受注は12月で、非公表の顧客としてボーイングの発注・納入表に掲載済みです。
エア・ヨーロッパはこれにより787-8の発注分とあわせ、計22機の787を発注しており、長距離路線の機材をボーイング機に更新します。エア・ヨーロッパは2016年に787-8の初号機を受領する予定です。
あわせて、エア・ヨーロッパは787-9の14機分にトレント1000エンジンを搭載することを決め、サポートサービス「トータルケア」を長期契約で締結しました。これは787-8と同様、ロールスロイスのエンジンを選定したものです。