アメリカ空軍は、2015年1月15日、カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地(AFB)で、B-52Hストラトフォートレスの試験改修を実施していることを明らかにしました。
配備以来半世紀以上経過している老朽機に実施される改修は、爆弾倉内に通常兵器ロータリー・ランチャー(CRL)を搭載することで、この改修によりこれまで翼下パイロンにしか搭載できなかった精密誘導兵器が、爆弾倉にも搭載できるようになります。
統合直接攻撃弾(JDAM)や統合空対地スタンドオフ・ミサイル(JASSM)、小型空中発射デコイなどが機内に搭載できることで、多くの兵器が運べるほか、翼下パイロンを使わないことにより飛行特性向上が見込めます。