A400M納入遅延問題でドイツ国防省とエアバスDSが協議

A400M納入遅延問題でドイツ国防省とエアバスDSが協議

ニュース画像 1枚目:ドイツ空軍のA400M初号機
© Bundeswehr/Bender
ドイツ空軍のA400M初号機

ドイツの国防副大臣Katrin Suder氏とエアバス・ディフェンス・アンド・スペースの Bernhard Gerwert CEOは、2015年1月19日、A400M輸送機の納入遅延について協議した模様です。ロイターが伝えています。

ドイツは2014年12月にA400Mの初号機を受領し、2015年には5機の受領を計画していますが、ドイツの雑誌Spiegelは、関係筋の話として胴体の生産に問題を抱え2機以上の納入は無理としています。エアバスDSもヨーロッパ武器庁(OCCAR)の会合で、問題を認めています。

ドイツのほかにもイギリスとトルコも遅延の影響を受けています。A400Mは開発・生産の遅延のほか、性能が目標に達していなかったり、発注国の国防予算削減による機数減などの問題も抱えています。

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