イギリス海軍のF-35Bは「シーライトニング」と命名されるかも?

イギリス海軍のF-35Bは「シーライトニング」と命名されるかも?

ニュース画像 1枚目:イギリス海軍のクイーン・エリザベス級空母とF-35B
© MOD
イギリス海軍のクイーン・エリザベス級空母とF-35B

シーファイア、シーフュリー、シービクセンにならい、イギリス海軍ではF-35BライトニングIIを「シーライトニング」と命名したいと思っているようです。Telegraph紙が2015年1月30日に報じています。

元第1海軍卿のアラン・ウエスト氏は、国会でF-35Bの準備状況を質問された際に、シーライトニングと命名することを提案しました。伝統的に海軍の戦闘機を「シー○○」と命名した歴史があるため、もっともな提案だとの見方があります。

一方の国防省報道官は「機種名を変更する予定はない」とにべもなく答えています。F-35ライトニングIIは、1950年代に就役したイギリスの超音速戦闘機イングリッシュ・エレクトリック・ライトニングと、第二次大戦中の双発戦闘機ロッキードP-38ライトニングにあやかった名前で、軽々しく変えるものではないと考えているようです。

イギリス軍では海軍と空軍がF-35Bを導入し統合運用する予定ですから、ひょっとすると空軍のF-35Bは「ライトニングII」、海軍のF-35Bは「シーライトニング」と面倒なことになりそうな気もします。

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