母親の誕生日を祝うため故郷へ帰るフライトで男性が急死

母親の誕生日を祝うため故郷へ帰るフライトで男性が急死

ジェットスター・アジアが運航するシンガポール発オークランド行き、3K401便で男性が死亡した。ニュージーランド・ヘラルドによると、亡くなった男性はニュージーランド人のロバート・リッピンゲールさん、31歳。リッピンゲールさんは母親の50歳の誕生日を祝うため、彼女と一緒に故郷へ帰るフライトに搭乗していた。

女性によると、「手を握りしめてキスしていた1分後には、のどに食事をつまらせていた」という。機内食をのどにつまらせたようで、目を白黒させ、唇は真っ青になり、ただ事ではない様子だった。この様子を見て女性が叫んだところ、機内に搭乗していた医師と看護士が駆けつけた。ただ、その甲斐もなく、亡くなった。

こうした急病など乗客に緊急事態が発生した場合、緊急治療のために進路を変更して予定外の空港に着陸することもある。ただ、この件はそのままオークランドにフライト。パートナーの女性が、リッピンゲールさんがニュージーランドへ帰ることを希望していたため、予定通りのフライトを希望したという。フライト中は亡くなったリッピンゲールさんは客室乗務員の休憩場所で毛布をかけられて過ごした。

なお、亡くなったリッピンゲールさんの死因は正確にわからないが、心臓に持病を抱えていたとニュージーランド・ヘラルドは伝えている。

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