イギリス空軍のタイフーン、空対地戦闘能力をアップグレード

イギリス空軍のタイフーン、空対地戦闘能力をアップグレード

ニュース画像 1枚目:ブリムストーンII空対地ミサイルを搭載したタイフーン。最大で6発が搭載可能に。
© BAE Systems
ブリムストーンII空対地ミサイルを搭載したタイフーン。最大で6発が搭載可能に。

イギリス国防省は、2015年2月23日、NATOユーロファイター・トーネード管理局(NETMA)からユーロファイター社に、タイフーン・フェーズ3機能強化(P3E)アップグレード計画を発注したと発表しました。

この契約により、イギリス空軍はP3Eアップグレードを受けたタイフーンを、2018年末までに受領する予定です。タイフーンはP3Eアップグレードによりまきぞえ被害の小さなブリムストーンII空対地ミサイルが運用できるようになるほか、ストームシャドウ長距離空対地ミサイルやミーティアー空対空ミサイル、ペイブウェイIV誘導爆弾、ASRAAM(先進短距離空対空ミサイル)の運用能力も向上します。

これにより、ランカシャーのBAEシステムズや、ハートフォードシャー・スティーブニッジのMBDAなどイギリスの企業に200以上の雇用が確保される見込みです。

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