キャセイ、3月からA340-300を11機退役へ MRO企業のAerFinへ売却

キャセイ、3月からA340-300を11機退役へ MRO企業のAerFinへ売却

キャセイパシフィック航空は2015年3月6日、同社のA340-300の11機退役について、イギリスのMROプロバイダーのAerFinを選定したと発表しました。AerFinは2015年から2017年までの3年間にわたり、キャセイパシフィックから退役するA340-300を取得します。

1機目は2015年3月にも引き渡しされる予定で、キャセイパシフィック航空が引き続き運航する間の残る機材の部品取りを行うほか、再利用できるパーツはAerFinが再販します。AerFinはキャセイのような航空会社に選定され、同社の技術力が評価されたとコメントし、キャセイもこれまで多くの企業と航空機の退役プログラムを取り組んできた中でAerFinも高い基準にあると選定理由を説明しています。

キャセイパシフィック航空はA340-300を退役させ、機材更新を進めます。これにより燃費の悪い機体を入れ替え、効率よい運航を行います。なお、ワイドボディ機は2024年まで79機を確定発注しており、このうちA350が48機、777-9Xが21機が含まれています。

■キャセイパシフィック航空のA340-300 AerFinへ売却する11機
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