エミレーツ航空、2014年に実施した乗務員訓練は33,000人超

エミレーツ航空、2014年に実施した乗務員訓練は33,000人超

ニュース画像 1枚目:ドバイのエミレーツ・アビエーション・カレッジ
© Emirates
ドバイのエミレーツ・アビエーション・カレッジ

エミレーツ航空は2015年3月15日、同社グループのエミレーツ・アビエーション・カレッジ(EAC)の乗務員訓練が2014年、33,000人超と記録的な1年になったと発表しました。客室乗務員の新入社員に加え、既存の乗組員の訓練も含め、各種のトレーニングコースがあり、乗務員は複数コースに参加しています。

訓練は、安全訓練や緊急時の手順、医療トレーニング、サービス、エミレーツのイメージなど各種分野が設けられています。

エミレーツ航空は2014年、7300万ディルハム、約24億円を投資しました。同社に入社した客室乗務員は4,280名で、既存の乗務員は4,136名で、このうちパーサーへの昇格は534名でした。このトレーニングは3,994コース、1日平均17時間の稼働で、245,262の訓練日に相当します。

エミレーツ航空には2014年現在、およそ20,000名の客室乗務員が在籍しています。訓練は座学と実践コースで構成し、コースの講師は元客室乗務員のスタッフが務めています。施設には、緊急訓練用に利用するA330/A340、777、A380など、フルモーションシミュレータが備えられています。

■エミレーツ・アビエーション・カレッジ 2014年の成果
・乗務員の訓練費:7300万AED
・トレーニングコース参加者:33,448人
・講師:478名
・訓練コース:3,994コース開催
・Ab-Initio課程:338名
・客室乗務員 新入社員:4,280名
・パーサー認定:534名
・定期訓練コース:客室乗務員 17,650名
・アップグレードコース:客室乗務員 4,136名
・レビューコース:客室乗務員 7,656名
・パイロット向け安全、緊急時対応訓練:運航乗務員 3,772名

メニューを開く