スターフライヤーは、旅客システム「iFly Resシステム」のアプリケーション・サービスの利用契約を解約する決定を行い、特別損失の計上します。
このシステムは、2013年度の業績悪化を受け、「SFJ経営合理化計画」を策定し、運航していた北九州/釜山線の国際線定期便の運休など、路線再編を行ったことに伴うものです。同社は継続した構造改革に取り組み、現在もコスト構造の改善、経営資源の効率的活用を進めています。
解約するシステムは、国際線に使用し、将来的に国内線にも展開する計画で、アイビーエス・ソフトウェアサービス・ジャパンと旅客システムの利用契約を締結していました。しかし、このシステムの利用状況などを再検討し、このアプリケーション・サービスの利用契約を解約し、利用料金負担を削減することが最善と判断したものです。
この解約違約金の支払いは、2015年3月期に3億5000万円の特別損失を計上します。なお、2015年3月期の通期業績は精査中としており、業績予想の修正が必要ある場合は、別途、開示するとしています。