ピカピカのF-8クルセイダー試作1号機、エバレットでロールアウト

ピカピカのF-8クルセイダー試作1号機、エバレットでロールアウト

ニュース画像 1枚目:初飛行時のカラーリングが再現されたXF8U-1
© The Museum of Flight
初飛行時のカラーリングが再現されたXF8U-1

2015年3月25日、アメリカ・ワシントン州エバレットのミュージアム・オブ・フライト・レストレーション・センターで、ボートXF8U-1クルセイダーの修復完了ロールアウト式典が開催されました。

このXF8U-1「Bu.No.138899」は、アメリカ海軍の艦上戦闘機、クルセイダーの試作1号機で、1955年3月25日の初飛行で超音速を突破した記念すべき機体です。5年間の試験飛行ののちスミソニアン博物館に寄贈されましたが、展示スペースがないため長らく倉庫の保管されていました。

スミソニアン博物館は、XF8U-1をミュージアム・オブ・フライトに貸与し、1996年から海軍や海兵隊の退役軍人らボランティアの手で修復が始まりました。2004年には貸与から寄贈となり、1995年に初飛行した時のカラーリングが再現されました。

XF8U-1は、しばらくエバレットのレストレーション・センターで見ることができ、2016年中頃にはボーイングフィールドのミュージアム・オブ・フライトに展示されます。

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