リノ・エアレースでムスタング改造レーサー墜落-9月16日

リノ・エアレースでムスタング改造レーサー墜落-9月16日

2011年9月16日、アメリカ・ネバダ州リノ・ステッド空港で開催中の「リノ・エアレース」で、レース予選中のP-51ムスタング改造レーサーの「ギャロッピング・ゴースト」が墜落し、パイロットのジミー・リーワード氏と観客9名が死亡、60名以上が負傷する大惨事となった。

リノ・エアレースは各種の航空機がコースを周回してスピードを競うもので、毎年秋に開催される日本の航空ファンにも人気のイベント。墜落したのはアン・リミテッドクラスと呼ばれる第二大戦の戦闘機を無制限に改造して参加する最も人気のあるカテゴリーで、事故機もP-51ムスタングを大改造した機体だった。

事故原因については現在調査中だが、観客らが撮影していた画像には昇降舵のトリムタブが欠落している模様が映っており、原因のひとつと考えられている。

観客を巻き込む大事故となったためイベントは中止され、今後の開催についても、大幅な安全対策が求められるなど紆余曲折が予想される。

期日: 2011/09/16
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