ボーイングが、狭い座席でも快適に眠れる「抱きまくら」の特許を申請しました。2015年4月10日付けでTravel + Leisureが報じています。
この抱きまくらは、座席下に収納され使用する時は顔の前に引き出します。乗客は前傾姿勢でこれに抱きついて眠るというもので、確かに電車での居眠りなどを考えると肩こりもせずに快適そうです。
問題点は、これまで手荷物を収納していた座席下のスペースが狭くなってしまうこと、顔が直接触れるので衛生的に管理できるかということです。また、食事の時間に隣の乗客が使用しているとちょっと邪魔な感じです。当然、離着陸時の使用は禁止されるので、緊急脱出の障害になる恐れはなさそうです。
確かに便利そうですが、なんとなく貧乏臭いアイデアです。果たして実用化されるのでしょうか。