将来はロボット「エア・コボット」がパイロットの運航前点検をサポート

将来はロボット「エア・コボット」がパイロットの運航前点検をサポート

エアバス・グループは、パイロットや整備士が行っている運航前点検の機械化する「エア・コボット(AirCobot)」研究に協力しています。世界的に航空機、定期便が増加し、格安航空会社(LCC)をはじめ、航空各社は定時運航の維持、あるいはターンアラウンドタイムを短くするといった要望が強く、さらに安全性を高めるための方策です。

パイロットや整備士が行っている運航前点検を機械化し、エア・コボットが雨でも行きでも決められた場所を確認していきます。夜でもライトを当て、コクピットではパイロットがタブレットなどを使用し、これまで実施している作業を確実に行うことができます。これにより、航空機の目視点検、検査を着実に行います。

さらに、不具合修理の持ち越しといった必要な整備作業についても、電子的に引き継ぎを行い、着実に実施していくといったロボットならではのメリットを活かし、メンテナンスを確実、かつより速く実施することを目指しています。

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