海兵隊と海自初共催の岩国基地フレンドシップ・デー、来場者数16.5万人

海兵隊と海自初共催の岩国基地フレンドシップ・デー、来場者数16.5万人

ニュース画像 1枚目:岩国基地で展示飛行したブルーインパルス
© U.S. Marine Corps / Cpl. Luis Ramirez
岩国基地で展示飛行したブルーインパルス

山口県のアメリカ海兵隊岩国基地で2015年5月3日(日・祝)に開催された「フレンドシップ・デー(2015年日米親善デー)」は、同基地発表で来場者数は16万5,000人でした。2015年は初めて、海上自衛隊第31航空群との共催として開催されたほか、初めてブライトリング・ウィングウォーカーズが展示飛行を行い、日本初登場となるなど、はじめてづくしの催しとなりました。

展示飛行はあいにくの雨模様の中でも、ブライトリング・ウィングウォーカーズ、ブルーインパルスが展示飛行を行い、集まった観客を湧かせました。フレンドシップ・デーの展示飛行は2012年以来のことで、多くの航空ファンが会場で撮影を楽しむ様子も見受けられました。

地上展示も充実しており、例年通りアメリカ軍と海上自衛隊の保有機が展示されましたが、特に2015年はKC-130Jが岩国基地に移駐してから初めてとなる展示で、注目を集めていました。

海兵隊では、エアショーでおよそ9時間の基地開放には、1年間に渡る準備があったことを紹介しています。共催した海上自衛隊とは、2014年7月に初めての会合を開催し、12月まで隔月、2015年2月からは毎週、会議を行い、その内容について打合せを進めてきました。フレンドシップ・デーの計画には、安全性の確保から、飛行場の展示、観客席の配置など多くの調整を行う事項があり、エアショー開催時にも緊急対応に備えた体制などあらゆる配慮が行われています。

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