アメリカン航空は2015年8月19日、成田/シカゴ線に787を投入すると発表しました。これとあわせ、現在は月、水、金、土、日の週5便で運航しているところ、デイリー運航に増便します。
アメリカン航空は、787の効率性は成田をはじめとするアジア市場の長距離路線に適した航空機と説明しています。同社は787を42機発注しており、保有機の更新を進めています。
アメリカン航空の787-8は2クラスの構成で、ビジネスは28席でライフラットシートを「1-2-1」に配置しています。前向きと後ろ向きのシートが用意されており、全席通路に直接アクセスすることができます。
エコノミーは足元のスペースが最大6インチ広くなったメインキャビンエクストラシートが48席あり、「3-3-3」に配置しています。また、メインキャビンは150席で、こちらも「3-3-3」の配列です。
この機材にはWi-Fiが装備され、機内でのインターネット接続が可能です。ビジネスではモニターが16インチのパナソニック製のタッチスクリーン付きHDモニターにを装備しています。エコノミーでは9インチのパナソニック製タッチスクリーンとなっており、AC電源とUSBジャックも備えられています。
なお、アメリカン航空の787はテストフライトで2015年3月、4月にすでに成田空港に飛来しており、同社の日本路線に投入するとみられていました。