ローマ・フィウミチーノ空港で火災が発生、欠航や遅延便が発生

ローマ・フィウミチーノ空港で火災が発生、欠航や遅延便が発生

イタリア・ローマの玄関口となっているフィウミチーノ空港(レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港)のターミナル3で2015年5月7日、火災が発生し、一時閉鎖となりました。すでに空港運用は再開されていますが、欠航や遅延などが発生しています。

火災はターミナル内の店舗で、メンテナンスを行っていた中で発生したとロイターなどでは伝えています。この火災で3名が煙を吸い込んで病院に運ばれた以外は、人的な被害は発生していません。

空港の運用面では、同空港のホームページで最大50%の欠航が発生する見込みがあるとしているほか、一部の航空会社は利用するターミナルを変更して運航しています。これにあわせ、空港への到着時間を出発の4時間前にするようにも呼びかけられています。

アリタリア航空はこれを受け、長距離路線の一部を除き、ネットワーク全体に遅延やキャンセルが発生する可能性があるとしています。このため、対象の旅客は5月10日(日)まで予約を変更し、新たにアリタリア航空の他の便に変更ができるほか、旅行を取りやめる場合にチケット返金に対応します。

この影響で、5月8日に成田空港に到着するローマ発のAZ784便でも遅延が発生しています。

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