エアバス、実機でA350を売り込み フィリピン航空は可能性を慎重に検討中

エアバス、実機でA350を売り込み フィリピン航空は可能性を慎重に検討中

ニュース画像 1枚目:台北、マニラを訪問しているA350 MSN2
© AIRBUS S.A.S.
台北、マニラを訪問しているA350 MSN2

エアバスはA350のワールドツアーで2015年5月20日、5月21日にマニラを訪問、フィリピン航空へ強力に売り込みをかけました。試験飛行機2号機の機体記号(レジ)「F-WWCF」が台湾・桃園空港を訪問後、マニラに立ち寄ったものです。

フィリピン航空はこれに関連し、プレスリリースを発表し、A350で2日間にわたり90分間のデモフライトを行ったと発表しています。同社は現在、A350から簡単に運航乗務員の移行ができるA330を14機、保有しています。このほか、長距離路線の機材としてA340を6機、777は6機、合計で26機を保有しています。

この機材について、ネットワークの拡大と機材更新計画を検討している最中で、A350の購入についても長距離路線に投入する機材として慎重にその可能性を模索しているとコメントしています。

なお、「F-WWCF」はマニラの後、再びフランスに戻る予定となっています。

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