エア・カナダは2015年5月26日、傘下のレジャー航空会社のエア・カナダ・ルージュの機内をアップグレードすると発表しました。
対象はA319の20機で、プレミアムシートを現在の「3-3」配列で中央のシートを使用しないスタイルから、より広いシートを装備し「2-2」配列に変更します。あわせてシートには110ボルトの電源プラグ、USBポートを備え、足元スペースが広くなります。2015年6月中旬までにこの変更を終了する予定です。
これにより、エア・カナダ・ルージュが運航するワイドボディの767のプレミアム・キャビンと同等のシートとします。
また、座席上の荷物収納、オーバーヘッド・ビンの容量を30パーセント広げ、新たな開閉ドアを装備します。この変更も2015年夏に実施します。
なお、エア・カナダ・ルージュはA319のアップグレードに加え、767では機内エンターテイメント・システムの向上を進めており、ストリーミングで機内エンターテイメントシステムを提供しています。これは、旅客が所有するスマートフォンやタブレット端末などで事前にインストールしたアプリで視聴することができます。
エア・カナダ・ルージュは現在、A319を20機、767-300ERを11機、計31機を運航しています。