ミドル・イースト航空、創設70周年でレトロ塗装A321を就航

ミドル・イースト航空、創設70周年でレトロ塗装A321を就航

ニュース画像 1枚目:ミドル・イースト航空 レトロ塗装の「OD-RMI」
© Middle East Airlines - Air Liban
ミドル・イースト航空 レトロ塗装の「OD-RMI」

レバノンのミドル・イースト航空は2015年5月31日、創設から70周年を迎えました。これを記念し、式典を開催し、A321-200の機体記号(レジ)「OD-RMI」にレトロ塗装を施した塗装を公開しました。式典では、これまでの客室乗務員の制服のファッションショーを行い、華を添えました。

ミドル・イースト航空はこれまでDC-3、ビスカウント、ジェット機ではボーイング720や707、VC-10、747-100、747-200を導入しています。同社の社史でも触れていますが、1975年から1990年のレバノン内戦で機材を失うなどの影響を受けましたが、リース機の導入などで乗り越えました。その後はエアバス機の導入を進め、2006年のイスラエルの空爆時には、ベイルート・ラフィク・ハリリ国際空港の誘導路から機体を避難させたことでも知られています。

現在はA320、A321、A330-200の計17機と、全てエアバス機で運航しており、エアバスが開発を進めているA320neoを10機発注しています。また、2012年6月にはスカイチームに正式加盟し、各社とのアライアンスにも注力しています。

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