デルタ航空は2015年6月10日、ロサンゼルス国際空港第5ターミナル改装プロジェクトを完了したと発表しました。デルタ航空で初めての専用チェックインロビー「デルタ・ワン・アット・ラックス(Delta ONE at LAX)」をはじめ、上級会員、プレミアムシート利用者向けの設備を拡充しました。
デルタ・ワン・アット・ラックスは、デルタ航空の機内、空港でのプレミアムサービスの1つで、革新的なチェックイン体験になるとしています。国際線、ニューヨーク便の最上位クラス「デルタ・ワン」の利用客は、車寄せのあるカーブサイド専用入り口から建物内に入り、手続きなど一連のサービスを行います。
入り口を入るとドリンクバーが設置された専用チェックインロビーがあり、荷物の預け入れを済ませると、専用の保安検査場に進みます。それが終わると、改装が完了した「デルタ スカイクラブ」を利用できます。スカイクラブは、椅子を100席増やし、シャワー施設、パウダールームをリニューアルしています。また、フードエリアをカフェ風に改装したほか、家具、備品を新調しています。
第5ターミナルの改装にあわせ、ロサンゼルスのライフスタイルやカルチャーを反映した、著名シェフのレストラン、有名ブランドのショップが新規出店しています。さらbに、ボーディングブリッジの追加、スカイチーム優先チェックイン「スカイ プライオリティ」専用ロビーの改装、発券ロビーの拡張、保安検査レーンの増設、バゲージクレームの改修、国際線乗り継ぎ用の荷物の再預け入れ施設の改修なども行われています。
改修はデルタ航空が総額2億2,900万ドルを投資し、ロサンゼルス国際空港公団(LAWA)、ロサンゼルス市が協力しました。デルタ航空は、ロサンゼルスで「選ばれる航空会社」として、特に「目の肥えたお客様が求めるサービス」を提供するとしています。