エミレーツ航空は2015年7月19日、ドバイ/台北線で1往復2便限定でA380を投入しました。台湾桃園国際空港がA380に対応し、空港施設の整備を行ったことを記念し、この路線でA380を運航したものです。その様子がドバイ発から台北着まで、YouTubeにタイムラプス動画が掲載されています。
台湾桃園ではC2に到着し、直後に歓迎の式典が開催されました。エミレーツのA380は台湾桃園に就航した初めての旅客便となりました。この飛来の様子はFlyTeamのメンバーからも投稿されています。これによると機体記号(レジ)「A6-EOL」です。
なお、エミレーツ航空はドバイ/台北線を2014年2月に開設、777-300でデイリー運航しています。
同社はこれまで、A380で1日限りの運航を行った後、機材をA380に変更することも多く、台北線での投入も期待されます。現在、エミレーツのA380は64機で、34都市に就航しています。このうち、エミレーツがいう極東地域ではオークランド、バンコク、北京、ブリスベン、香港、メルボルン、パース、仁川、シンガポール、上海、シドニー線と11地点に投入しています。