エミレーツ航空は、アメリカ、カナダ、ラテンアメリカの直行便を運航していない都市でも手軽にアクセスできる「アメリカス・パス」サービスを開始しました。
このアメリカス・パスを利用すると、2015年9月に就航するオーランドを含めたアメリカ10都市を経由し、提携するジェットブルー、アラスカ航空、ヴァージン・アメリカ、ウエストジェット航空、ポーター・エアラインズの5社が就航するアメリカ、カナダ、ラテンアメリカの90都市以上に1枚の航空券でアクセスできます。
エミレーツのアメリカ就航都市を出発地とするアメリカス・パスの料金は、1飛行区間あたり99米ドルからです。このパスを利用すると、カナダ、南北アメリカ発着便で、国際線と同様に受託手荷物の許容量に個数制が適用されるほか、必要旅行日数の制限も設けられていません。
エミレーツでは、アメリカス・パスは新しいタイプのサービスを提供することで、カナダのバンクーバーからプエルトリコのサン・フアン、アメリカのサンディエゴまで、各都市を手軽に訪れ、思い思いの時間や旅行を楽しむことができるとしています。
エミレーツは2004年にニューヨーク線を就航し、これを皮切りに10年で旅客数は900万人以上を記録しています。現在、ドバイから直行便を運航するアメリカの都市はシカゴ、ボストン、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シアトル、ダラス/フォートワース、ヒューストン、ワシントン、ニューヨークの9都市で、9月にオーランド線を開設します。