737 MAXの胴体、レントン工場に輸送 2015年末に初号機組立が完了へ

737 MAXの胴体、レントン工場に輸送 2015年末に初号機組立が完了へ

ニュース画像 1枚目:スピリット・エアロシステムズのカンザス工場で完成した737 MAXの胴体
© Spirit AeroSystems
スピリット・エアロシステムズのカンザス工場で完成した737 MAXの胴体

ボーイングは2015年8月21日、初の737 MAXの胴体をレントン工場に運び込んだと発表しました。ボーイングのブログ「Randy's Journal」で、レントン工場に鉄道で胴体を運び込む様子が紹介されています。

この胴体は8月18日、スピリット・エアロシステムズのカンザス工場で完成したものが運び込まれたものです。スピリット・エアロシステムズは、737 MAXの胴体をはじめ、パイロン、逆推力装置、エンジンナセルなど同社の工場で各種パーツを組立てており、737 MAXの70%の構造を供給します。

スピリット・エアロシステムズはこれまで、737の胴体を8,700機分、提供しています。このうち737クラシックは3,132機、737 Next-Generationは5,601機を数えています。

737 MAXは初号機は製造番号(MSN)「42554」でラインナンバーは機体に記されている通り「5602」です。この組立は2015年末までに完了し、試験飛行を実施した後、初号機の引き渡しは2017年第3四半期が見込まれています。

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