ボーイングは、2015年9月1日から4日まで、ポーランドのキエルツェで開催される国際防衛産業展(MSPO)に、AH-64アパッチ攻撃ヘリコプターを出展すると発表しました。
AH-64はポーランド軍のクローク(Kruk:カラス)攻撃ヘリコプター計画の候補機で、火器管制レーダーと電子光学センサーを備えた唯一完成した先進的な多目的戦闘ヘリです。これまで世界中に2,100機を納入し、この中には最新型のAH-64Eが180機含まれています。
ボーイングでは「ポーランドの軍と産業界、メディア関係者に、AH-64がポーランドのニーズを満たしていることを直に見て欲しい」と話しています。ポーランドの次期攻撃ヘリコプター計画には、ベルAH-1ZとシコルスキーS-70I、エアバスEC665タイガー、デネル・ローイファルク、TAI T-129などが候補機として名前があがっています。
ボーイングは、アパッチのほかP-8Aポセイドン哨戒機やCH-47チヌーク、AH-6I軽攻撃・偵察ヘリコプターなどをポーランド軍や政府関係者に説明する予定です。