エアバス、新しいビジネスユニット「Services by Airbus」を立ち上げ

エアバス、新しいビジネスユニット「Services by Airbus」を立ち上げ

ニュース画像 1枚目:エアバス 航空会社の機体サポートを強化
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エアバス 航空会社の機体サポートを強化

エアバスは2015年9月8日、同社の顧客サービス部門に新しいビジネスユニット「Services by Airbus」を立ち上げたと発表しました。世界中の運航会社に統合的なアプローチの提供、競争力の維持、サービス提供の強化などが目的です。フライト・アワー・パッケージ、パーツ、運航サービス、訓練、客室アップグレード、航空機の構造やシステム、デジタル化といった分野に特化し、航空会社の問合せに一元的に対応します。

エアバスは、航空会社はメンテナンス、アップグレード、機体の運航に留まらず、機体整備などにかかる時間を最小限に留め、最高水準のスタッフを揃えたいと願っているとし、新たな統合的なサービスの提供により、大きな違いを生み出すことが出来るとしています。

エアバスは現在、8,500機のサポートを提供しているほか、2019年には35%増すると予想されており、航空機メーカーとして顧客である航空会社に付加価値を提供する高品質で包括的なサービスを行い、航空会社は旅客輸送に集中出来る環境を整えるとしています。

「Services by Airbus」は、エアバスの子会社を含めた関連するリソースを統合し、エアバスのグループ内でたらい回しにすることがない様な組織とします。このため、新組織のスタッフはさまざまな背景や能力を持ち合わせた2,500名のスタッフで構成します。

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