オランダ空軍は、F-16に搭載するマルチミッション・システムとして、ロッキード・マーティンのスナイパー・アドバンスド・ターゲティング・ポッド(ATP)を選定しました。ロッキード・マーティンが、2015年10月5日に発表しました。
オランダ国防資材機関との契約は、29基のスナイパーATPと支援機器、訓練などで、2016年第1四半期から納入が始められます。現代のミッション要件を満たしているスナイパーATPの配備により「オランダ空軍はより迅速な展開が可能になる」とロッキード・マーティン幹部がコメントしています。
スナイパーATPは、小さな複数の戦術目標を遠距離で発見し、自動追尾し、レーザーを照射し、固定・移動目標へレーザー/GPS誘導弾を命中させます。これまで日本を含む20カ国が採用し、オランダは21カ国目の採用国になりました。搭載する機種はF-2、F-15、F-16、F-18、A-10、B-1、B-52などです。