防衛省、11月10日から防衛技術シンポジウムを開催 防衛装備庁の発足後初

防衛省、11月10日から防衛技術シンポジウムを開催 防衛装備庁の発足後初

2015年10月1日(木)に発足した防衛省の防衛装備庁は11月10日(火)、「防衛装備庁技術シンポジウム2015」を東京・市ヶ谷で開催します。このイベントは、これまで旧防衛省技術研究本部が「防衛技術シンポジウム」として毎年開催していたもので、誰でも自由に入場することができます。入場は無料です。

「防衛装備庁技術シンポジウム2015」は11月10日(火)の10時から18時までと11月11日(水)の10時から16時30分まで、東京都新宿区のホテルグランドヒル市ヶ谷で開催されます。

イベントでは、防衛装備庁職員や宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの研究機関の開発者による講演を主体とし、オーラルセッション、ポスターセッション、展示コーナー、研究開発の歩み、先端技術コーナーなどが設置、開催される予定です。

なお、防衛装備庁では、「先端技術ブース」に出展する、デュアルユース性の高い優れた先端技術の情報収集のため、当該技術を有していると思われる大学、研究機関、企業を募集しています。締め切りは10月23日(金)です。

開催期間中、予定されている講演は以下のとおりです。詳しくは、防衛装備庁のウェブサイトを参照ください。

■「防衛装備庁技術シンポジウム2015」予定講演
<特別公演>
第5期科学技術基本計画について
JAXA航空部門の研究紹介-超音速機研究および高高度無人機研究
人工知能と人工意識の未来~機械と脳の競争と協調

<防衛装備庁関連>
防衛装備庁の発足と新たな体制、役割について(防衛装備庁長官)
防衛装備庁における研究開発と各種装備施策との連携について(防衛技監)
平成27年度安全保障技術推進制度について(技術戦略部)
技術管理・移転に資する発表

<国内外との技術交流に関わる発表>
CB防護技術に関する日英共同研究プロジェクト(先進技術推進センター)
日米共同研究「高速多胴船の最適化」について(艦艇装備研究所)
CBRN対応遠隔操縦作業車両システムの研究(陸上装備研究所)

<将来へのチャレンジとしての研究に関わる発表>
将来の無人航空機(UAS)について(航空装備研究所)
将来の防空及びミサイル・システムに係るビジョン、取組、求める技術(航空装備研究所)

<主要な研究開発事業に関わる発表>
航空装備研究所の最近の試験について(航空装備研究所)
サイバー攻撃対処技術に関する研究(電子装備研究所)
2波長赤外線センサを用いた2波長融合処理について(電子装備研究所)
飯岡支所におけるRCS計測評価について(電子装備研究所)
艦艇装備研究所における無人航走体技術への取り組みについて(艦艇装備研究所)
軽量戦闘車両システムの研究 フィージビリティスタディ(陸上装備研究所)
軽量戦闘車両システムの研究 乗員防護技術(陸上装備研究所)
CBRN脅威評価システム技術の研究(先進技術推進センター)

期日: 2015/11/10 〜 2015/11/11
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