LOTポーランド航空が胴体着陸、乗員乗客とも全員無事–11月1日

LOTポーランド航空が胴体着陸、乗員乗客とも全員無事–11月1日

ポーランド、ワルシャワ空港でLOTポーランド航空が胴体着陸を成功させました。アメリカ・ニューアーク空港を出発したLO16便で、機体番号(レジ)は「SP-LPC」のB767-300ER型。胴体着陸後、乗客220名、乗員11名とも避難し、全員が無事でした。

正確な原因は分かっていませんが、LOTでは油圧システムに異常を感知し、緊急着陸態勢の手続きを経て胴体着陸を行ったと発表しています。

着陸を捕えたビデオでは、前後の車輪、ノーズギア、ランディングギアともに収納されたまま着陸。胴体後方を着陸させてから、胴体前部を着地させる通常と同様の着陸操作が行われています。停止後は緊急車両が一斉に消化活動を開始しています。

最近では、イラン航空の胴体着陸でもパイロットの冷静な判断と操作が光りましたが、今回はパイロットに加え、空港で働く各機関の協力が見られ、緊急時の冷静な判断と行動が収められています。

なお、「SP-LPC」は日本にも飛来したことのある機体。FlyTeamメンバーによって、日本飛来時の様子が捕えられています。
「SP-LPC」の航空フォトは、こちら

この記事に関連するニュース
メニューを開く